脂肪溶解注射と脂肪吸引
2012-03-06
脂肪吸引
方法
メスで切開した箇所から吸引管を挿入し、脂肪細胞を直接吸引除去する。
利点・効果
・吸引した分量の脂肪細胞を確実に減少させることが出来る。
・医学的に確立されており、これまでの実績も多い。(米国で年間30万件)
・術後の腫れが無くなれば、効果が明確に分かる。
欠点・課題
・致命的な合併症のリスクがある。
・術後の管理や治癒時間が長い。
・医師の習熟度に依存しやすい。
・治療費が高額なことが多い。
脂肪溶解注射
方法
薬剤を注射し、周辺の脂肪を溶解。溶解した脂肪は自然と体外へ排出される。
利点・効果
・外科的な手術に比べて身体的、精神的、時間的な負担が少ない。
・致命的な合併症や医療事故が起こりにくいと予想される。
・数回の治療である程度満足のいく結果が得られることが多い。
欠点・課題
・脂肪の減少には時間がかかり、効果もまちまちである。
・中長期的な予後が不明である。
・医学的な根拠不足が指摘されている。
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